自分と向き合い自分を知る方法【基本ルールと手順】

なんとなしに【イントロ】書いたままにしてあったので、

続きを。

 

イントロでは「なんだか感情の渦に巻き込まれて自分自身でもそれらをコントロールできない状況」において、「言葉を書き出す」ということを書いた。

それだけなら普通のことのようにも思えるが、この方法から自分自身を掴み取るためにはいくつかのルールを設定してやる必要がある。

今回はそれらのルールと、活用手順について少し。

 

【基本ルール】

言葉を書き出す時、自分としては以下の3つのルールを設定している。

(1)紙に書き出す。(パソコンでもよい。形に残す)

(2)脈略、時系列、主語とかとにかく気にしない

(3)真っ黒な感情を隠さない。

 

(1)に関しては、

後にそれらを活用するためには形に残す必要があるため、吐き出さなければ話にならないということ。

 

(2)に関しては、

「文章として成立させよう」とか、「無意識な文章の推敲を避ける」ことが重要。

特に自分、対象者(感情の矛先)、第三者に自分の感情を説明する口調で書き始めると、上記にかいた「無意識な文章の推敲」が発生する。

この時点で自分の中のフィルターが作動しているため、あまりよろしくない。

できる限り、何も考えず、言葉を垂れ流すことが重要。

 

(3)に関しては、

(2)にも関連しているが、言葉を紡ぐときに「死ね」とか「死にたい」とか、「殺す」とかを含め、素直に出てきた言葉を書くように心がけるということ。

それらの言葉は、あくまでも感情の質感や形状を表すフレーズのの一つとして出てきたものであって、言葉通りの意味を持つものではないと思うべき。

 

上記ルールを総括すると、

「文章を書こうとしてはいけない」ということになる。

フレーズの垂れ流しでいい。

 

【活用手順】

手順は単純。以下のとおり。

(1)書き出します(吐き出します)

(2)とにかく書き出します(吐き出します)

書いている最中は、決して書き出したものを読み直さない。

もちろん、漢字がわからなきゃひらがなでOK。

とに書き出し続ける。

(3)疲れるまで書き出し続ける

(4)終わったらちょっと休憩

(5)マーカを準備し、読解に入る

 

(5)読解におけるポイントは以下のとおり。

 ★よく出てくるフレーズを拾う

 ★感情の矛先(誰に対しての感情か)を拾う

 ★強い感情の言葉を拾う

 ★毛色の違う言葉を拾う

 

つまりは、なるべく自分自身でもフィルターにかけずに吐き出したものに対して、

第三者視点から客観的に「何に対して苛立っているのか」、「何に対してへこんでいるのか」、「これは怒りか、悲しみか、寂しさか、、、、」

みたいなものを読み取るということ。

 

【例えば】(適当なのでうまくいくかわからんが)

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あかん、なんなん、納得いかん。なんで連絡してこんの。むかつくわ。もうええ。もうええねん。絶対こっちからは連絡してやらん。どうする。どうしたい。何時まで連絡待つ。今日中なら許す?てか許せん。謝ってきたら?許せん。あー、むかつく。ってかうーん、なんなんこの状況。今日会うって言ってたやん。はっきりせえや。無理して会ってくれるなら会ってくれんくてもええし。そこまでしてもらうのは逆に腹立つ。ってかむかつく。あーむかつく。連絡こんし。何してるかわからんし。共同すればええんよ。もうええ。今日はもうええや。無理無理。どうせ連絡こんし。イラつくわ。こっちから連絡しろってことか。また?返信すらしてこんのに?そんなん何かむかつくやん。もういい、知らん。勝手にせい。連絡きても電話でんし。謝罪から入ってきたら、、、、でもむかつく。忙しいのは分かってる。こっちだってはっきりせんかったし。でもなんか違うくない?甘えとるねん。何しても許されると思ってるねん。あかん、むかつく。許さん。もうええや。絶縁やな。絶縁。疲れた。あ”-、むかつくわ。

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以上、適当文章を作りました。

では読解してみよう(笑)

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あかん、なんなん、納得いかん。なんで連絡してこんの。むかつくわ。もうええ。もうええねん。絶対こっちからは連絡してやらん。どうする。どうしたい。何時まで連絡待つ。今日中なら許す?てか許せん。謝ってきたら?許せん。あー、むかつく。ってかうーん、なんなんこの状況。今日会うって言ってたやん。はっきりせえや。無理して会ってくれるなら会ってくれんくてもええし。そこまでしてもらうのは逆に腹立つ。ってかむかつく。あーむかつく。連絡こんし。何してるかわからんし。今日どうすればええんよ。もうええ。今日はもうええや。無理無理。どうせ連絡こんし。イラつくわ。こっちから連絡しろってことか。また?返信すらしてこんのに?そんなん何かむかつくやん。もういい、知らん。勝手にせい。連絡きても電話でんし。謝罪から入ってきたら、、、、でもむかつく。忙しいのは分かってる。こっちだってはっきりせんかったし。でもなんか違うくない?甘えとるねん。何しても許されると思ってるねん。あかん、むかつく。許さん。もうええや。絶縁やな。絶縁。疲れた。あ”-むかつくわ

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実際には本人にしか分からない「経緯」「背景」があるから、

そこは読解するときに頭で補う。

 

ちなみに上記の読解を整理するとこうなる。

 

 ★よく出てくるフレーズ ⇒ 【青字】むかつく等

 ★感情の矛先(誰に対しての感情か) ⇒ この場合は相手ひとりのため未記載

 ★強い感情の言葉 ⇒ 【緑字】絶縁等

 ★毛色の違う言葉 ⇒ 【オレンジ字】

 

これらを整理すると、

(1)自分が蔑ろにされている(軽んじられている)と感じる【オレンジ字より】

(2)その事がむかつきを生んでいる。

  (そしてきっと悔しくて悲しい)【青字より】

(3)そして辛いぐらいならもう相手と距離をおこうと考えている

  (ただしそれは本心ではなく、傷つきたくない的な感じ?)【緑字より】

 

まぁ例題にしても自分じゃないとわからんけど、

何ていうのかなぁ、、意外と吐き出したものを見ると、

「あぁ、ここね。ここやったんね。納得いかんのは」ってのが見えてくることがある。

 

そしたらそれを相手に伝えることも可能。

次から対策を練ることも可能なのだ。

 

そういった意味で、自分の感情をコントロールロストしてる時、

それは自分でも理解してない自分を知るチャンスになるんちゃうかな。

ってな話。