ワインのテイスティングと蕎麦のすすり

食事のマナーでよく、
「フランス料理は音をたててはダメ」
みたいなのがある。

逆に、
日本では蕎麦を主とした麺類は、
「音をたてて食べるのが正攻法」
みたいな感じもある。

でもね、
ワインのテイスティングでは、
下唇を内に入れて空気を送り込み、
ズズズズズズ、、、、
ってやるやん。
この(フランス料理的な)矛盾。

これは日本酒でも同じで、
自分は大学の頃から日本酒の味を図るとき、
同じことをやる。
「恥ずかしいからやめろ」
といわれたこともあるけど、
いまだにやる。

だって、そうすることで日本酒の香りがたつから。

で思った。
蕎麦も一緒だなって。

この場合は麺というより
出汁の香り、風味なのだろう。
実際に香りがたつのが実感できるし。

だから、
作法は作法として置いといて、
ブクブク
ズズズズズズ
は素敵な食べ方、飲み方だと思った(笑)