一番近くの他人になりたい【共感の毒と、共感出来ないという自覚】

ずっとね、
ずっと書きたいと思ってた。

頭は凝り固まり、
価値観だってそんな簡単には変わらない。

でもね、
【共感】ってなモノについての考え方は、
うーん、
変わってきたのかな。

僕は男なので、
この話は異性、、、つまり女性に対しての話。

そんでもって想定シチュエーションは女性からの【相談】的な何か(笑)

昔はね、
ただ寄り添いたかった。

その悩みや何かに対して。

でもなんか、最近はそれも違う気がして、、、な話。

女性からの相談的な何かがぶつけられたとき、
とりわけその相手が自分にとっての大事な人だった時、、、としよう。

自分は、
どうすべきなのだろう。

「女性は共感を求めてる」とかさ、
そんな話聞くけどさ、
実際のとこどうなん!?って思う。

せやからさ、
日頃感じるそんなとこについて整理したい。

女性からの【相談的な何か】は以下に分類される。

①愚直(ぐち)
②答えがはっきり決まっている悩み
③答えの見つかっていない悩み

そう、、ほぼほぼ①か②やんね(笑)
なので、基本路線は【同調】するのがええ気がする。
時には背中を押す感じで。

でもね、難しいのは③。

前フリが長くなったけどさ、
「共感の難しさ」と「共感の毒」をいつも感じてる。

共感とは、、、
1.同じ立場に立つこと
2.同じ景色を見ること
だと思う。

相手の立場、
相手の状況、
それをイメージ出来たなら、
相手の立場には立てる気がする。

でもさ、
そこから見える景色は違うんだよ。

それは今までの自分の知識や経験までも、
相手に同調させることの難しさだと思う。

昔はね、
無理にでも同じ景色を見ようとしていた。
霞んでよく見えなくても、
見えてるふりをしようとしてたように思う。

でも、
共感のしすぎは、やっぱ毒なんだよ。

重い話しの場合は、
一緒に深く沈み混んでしまう。。

これって、良くない。

一番大事な、
相手が前を向けるための何かの力に、、、なりたい。。
に向かってない。

で、いつからか思った。
「笑い飛ばそう」って。

同じたち位置に、
同じ景色を、
でも、
見えてるものは違うから、
一番近くの他人になって、
「うん、、、わからん」
「だから笑っとく」
「代わりに、んなもん笑い飛ばすよ」
って思った。

無理な共感より、
寄り添い、
でも本人にはなれないことを自覚して、
とりあえず笑う。
笑えない相手の代わりに。

この方が、
ええよね。って思うようになってきた。

以上